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石巻工場について

石巻から未来へ

震災から復興、そして未来へ
石巻工場の歩みと決断

東日本大震災で大きな被害を受けた石巻工場は、被災後わずか1年で復旧を果たし、石巻の復興の象徴の1つとなりました。迅速な再建は、地域社会と従業員の強い結束、そして日本製紙の挑戦する姿勢によって実現し、現地の復興をも後押ししました。

震災から10年以上が経った2022年、震災復興の象徴と共に一つの時代が終わりました。石巻工場最大の生産設備「N6号抄紙機(N6マシン)」の稼働停止。
印刷用紙市場の縮小を見据えて変化する市場環境に対応した、未来への戦略的な一歩です。

新たな挑戦へ
石巻工場、事業構造転換

現在、石巻工場のN6マシン跡では、グループ会社である日本製紙クレシア㈱による新たな設備が稼働し、私たちの生活に欠かすことができない家庭紙を生産しています。
私たちは紙・板紙事業をベースにしながら、「事業構造転換」を加速させて成長分野へのシフトを進めるとともに温室効果ガスの削減にも取り組んでいます。

震災を乗り越えた石巻工場は、これからも変化を恐れず挑戦を続け、未来を切り開きながら地域社会とともに歩み続けます。

充実の福利厚生

1カフェテリアプラン

毎年4月に4万円相当分のポイントを付与。(ポイントは2年間有効)各人のライフスタイルに合わせて、必要な福利厚生メニューを選択して利用可能

2財形貯蓄制度

給与や賞与からの天引きで会社を通じて貯蓄することができます。住宅の新築・購入等/定年退職後の年金目的の場合、積立額の10%を補助金として会社が支給します。

3従業員持株会

給与や賞与からの天引きで日本製紙の株式を購入することができます。購入額の15%を奨励金として会社が支給します。

4リフレッシュ休暇・
援助金制度

勤続年数に応じ、休暇と援助金が付与されます。勤続年数を重ねるにつれ、休暇日数と援助金も増加します。

社員食堂
社員食堂
社員寮
社員寮

工場概要

当工場は宮城県東沿岸部に位置する臨海工場で東北最大の河川である北上川の豊富な水に恵まれています。
大消費地に近く、鉄道・トラックによる輸送の優位性を活かし、高品質な製品の安定供給に努めています。

その生産工程では、機械パルプ・化学パルプ・古紙パルプなどの多彩な原料を使い、5台の抄紙機と1台の塗工機により印刷・情報用紙・紙器原紙と様々な紙を生産しています。

さらに紙生産のほかにも、木質燃料を用いたバイオマスボイラ-による発電事業や、木質パルプを原料としたセルロ-スナノファイバ-(cellenpia)の製造により、総合バイオマス工場へと変貌を遂げつつあります。
また、当工場には日本野球連盟所属の硬式野球部があり、全国大会出場を目指して日々切磋琢磨しながら、冬季早朝における小学生通学時の安全見守りなど社会貢献活動にも取り組んでいます。

工場外観
工場名 日本製紙株式会社 石巻工場 (にっぽんせいしかぶしきがいしゃ いしのまきこうじょう)
所在地 〒986-8555 宮城県石巻市南光町2-2-1
連絡先 TEL: 0225-95-0111 / FAX: 0225-93-6060
敷地面積 1,170,804m²
従業員数 552人(2025年4月1日現在)
パルプ設備能力 木材パルプ 1,605トン/日 古紙パルプ 400トン/日
抄紙機設備能力 5台 1,446トン/日 ※オンマシンコーターを含む
塗工機設備能力 1台 333トン/日
動力設備能力 ボイラー5缶 最大蒸気量1,135トン/時
タービン5基 出力206.3MW ※予備缶・予備機を含む
用水 旧北上川
最大取水量 457,920m³/日
年間生産量
(2023年実績)
紙 460,717トン
主要製品 微塗工紙、コート紙、書籍用紙、コミック用紙、文庫用紙、PPC用紙、紙器原紙、セルロースナノファイバー、コンクリート用混和材加熱改質フライアッシュ、再生資源土木資材

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